月別アーカイブ: 2016年2月

キス竿

ハゼの中通しでも作ろうと思っていたのですが、穴あけに失敗してしまったので、キス竿に転用しました。

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もう胴塗りに入ってしまっていますが、元がハゼ用だったので、ちょっと柔らかめの穂先を選択しています。また、継ぎ位置もうまく合わなかったので、穂先を長くしてバランスとっています。

変わり塗りの部分は、色は使わず、炭粉をまぶして石目塗りにしています。

こちらは何とか、4月のイベントに間に合わせたいところですが、時間が取れるかどうか・・

カワハギ竿とウタセ真鯛竿

前回途中だったカワハギ竿とウタセ真鯛竿ですが、胴塗りに入りました。

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上がカワハギ竿、下がウタセ真鯛竿です。2本同時に塗っていたので、ウタセ真鯛の手元を塗っているころには漆が固くなってしまい、ちょっと刷毛目が目立ってしまいました。
次の胴塗りは、薄く塗ることにします。

穂先は黒っぽく見えますが、パールブルーで塗ってあります。このパールブルーが全然乾いてくれなくて、時間がかかりました。
パールブルーなので、青で下地を作っておくといい感じに見えるかと思ったのですが、黒の下地のときと全然変わらないですね。
次回からは下地を塗るのはやめることにします。

変わり塗りのところは養生してしまっているので、ちょっと見えませんが、生上味を塗ればいい感じに輝いてくれそうです。

4/3のアングラーズマーケットに間に合えば・・・と思っていたのですが、しばらく出張が続くのでちょっと間に合わなさそうです。

全竹キス竿 と カワハギ竿?

明日釣りに行こうと思っていたのですが、風が強く船が出ませんでした。残念です。

さて、全竹のキス竿ですが、緑はいい感じで乾きました。ただ、残念なことに写真を撮るのを忘れてしまいました。
それを少し研いで、金箔を貼り、乾いたのち梨地を塗りました。

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あまりものの竹で作っているので、金箔といっても本物ではなく、金箔の代用に用いられる、安価な洋金箔を使っています。

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これでうまく色が出るようであれば、安価な竿はこれでいいかもしれません。
この梨地が乾けば研ぎだしていきますが、ちょっときれいに出るか気になります。

また、中通しのハゼ竿を作ろうとして失敗した竿をリフォームして、3本継ぎのカワハギ竿?にしました。

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手元は淡竹のあまりものを使いました。カワハギ竿にするには、手元がちょっと短いかもしれません。
ただ、胴の布袋竹はねじれもなく、見た目にも悪くありません。
3本継ぎと持ち運びもしやすい長さにしたので、出張時に持っていけるかも。

全竹キス竿

昨日は、和竿教室の新年会でした。写真を撮り忘れてしまったのが残念ですが、非常に楽しい時を過ごせました。

さて、全竹のキス竿ですが、赤が乾きました。

もうちょっときれいな赤が出てくれると本当はうれしいのですが、まぁ、こんなもんでしょう。

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ここに緑を重ねます。

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緑は、少し黄色を入れて明るくしました。ただ、この色のままで固まってはくれないので、ひょっとするとまた真っ黒になってしまうかも。

ジャパンフィッシングショー

1/29にジャパンフィッシングショーに行ってきました。

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朝一でいったので、業者の人が多かったです。

品川和竿のブースに私の竿も展示してもらいました。

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ど真ん中の竿が私の竿です。ショアからのルアー用の竿を展示させてもらいました。
隣に、Sさんが作った石鯛竿がありますが、さすが迫力がありますね。

ほかのブースもゆっくり見て回りたかったのですが、ジャンジャン電話がかかってきてそれどころではなくなってしまいました。結局パンフレットをもらって帰ることになりました。