箸の一回目の塗りが乾いたので、二回目を塗りました。
二回目は、色を変えて塗っています。
前回の塗りと比べると、かなり白が入っているのがわかると思います。
透漆が多すぎたんでしょうか。ちょっとショックです。
余っていた竹で、キス竿を作り始めました。写真では、3本分しか写っていませんが、4本継ぎの全竹です。
穂先だけいい感じの竹があったので、その竹と胴に合う竹を探して組み合わせ、手元は去年取ってきた淡竹の根付です。
淡竹の根付を使っていますが、節間も広いですし、それほどいい竹ではないですが、全体的にあまりいい竹で作っているわけではないので、お値打ちにできそうです。
最近は寒い日が続いているので、こちらも色を使った山立てにしようかと思っています。冬はどうしても青を使いがちなので、今回は緑の山立てに金箔でも張ろうかと思っています。
というわけで、まずは山立てです。
室に入れたので、黒くなってしまいました。ここから先は黒くならないように注意しながら塗っていきます。
まず、赤を塗りました。
下に写っているのは、同時に塗っている、カワハギ竿とウタセ真鯛竿です。
室も満タンなので、乾くまで、もうこれ以上塗りはできません。しばらくは別の作業に入ります。
久しぶりの更新になります。
カワハギ竿と、ウタセ真鯛の竿を作り始めていました。せっかくのいい時期なので、大きめの青貝を散らして、青で塗っています。
カワハギ竿は先調子、ウタセ真鯛はそれより少し胴に調子を寄せています。ウタセ真鯛のほうは、今使っている竿がかなりいい調子なので、それに近い調子で、もう少しだけ柔らかくしてみました。
青貝は大きめを使ったので、かなりきれいに見えます。青と青貝の組み合わせもいいもんですね。
白の部分がまだ色が抜けていないので、抜けてくるともっときれいになると思っています。黄色っぽいところは金粉なのですが、ないほうがよかったかもしれません。
まだデコボコしているので、さらに青を塗って研ぎだしていきます。
ついでと言ってはなんですが、穂先も黒じゃ寂しいので、青で塗ってみました。穂先はこのまま青で行くか、青のパールにするか悩んでいます。
下の写真は青を塗って1日経ったところです。このまま乾いてくれるという色になりそうです。