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杜の宮市

本日は、第16回杜の宮市でした。

天気予報では朝まで雨だったので、設営時にはなんとか晴れてくれと祈ったところ、なんとか雨も上がって、濡れずに設営できました。

このイベントは初めての出店だったので、どんな感じかドキドキでしたが、ものすごい人出で、さらに無料でくることができるということもあって、いろんな客層の方がいらっしゃいました。とにかく人が切れないので、ブースの写真を取るのも苦労するほどでした。

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今回はタナゴ竿が人気でした。やはり岐阜の方に近づくとタナゴ釣る人がいるんですね。

漆のアクセサリーや、カトラリーを作っていらっしゃる方といろいろ情報交換ができました。色漆でいろいろチャレンジしたくなるような情報も仕入れることができたので、今後いろいろチャレンジしたいと思います。

次は6月のクリエイターズマーケットです。キス竿や、カワハギ竿など4本作成中なので、なんとか間に合わせて持っていきたいですね。

箸づくり

頼まれて作っていた箸ですが、変わり塗りの部分は終わりました。

こちらのカワハギ・ウタセ真鯛とほとんど同じ塗りをしていますが、こちらは金粉をまぶしているのと、白を少なめにしています。

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塗った時期の関係か、青がちょっとくらい青になってしまっているのが残念ですが、これから色が抜けてくれることを祈ります。

青貝がもうちょっと大きく出てくれるとよいのですが、そうすると変わり塗りの部分がかなり盛り上がってしまい、格好が悪いのでこのくらいにしました。これでもちょっと盛り上がっているのが気に入らないですが、これ以上削ると貝が見えなくなってしまいます。青のほうはちょっと削りすぎたかも…と思っています。

自分用に、黒檀を削り出して、My箸も作り始めました。

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こちらは、ふき漆だけですっきり仕上げようと思います。

キス竿

ハゼの中通しでも作ろうと思っていたのですが、穴あけに失敗してしまったので、キス竿に転用しました。

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もう胴塗りに入ってしまっていますが、元がハゼ用だったので、ちょっと柔らかめの穂先を選択しています。また、継ぎ位置もうまく合わなかったので、穂先を長くしてバランスとっています。

変わり塗りの部分は、色は使わず、炭粉をまぶして石目塗りにしています。

こちらは何とか、4月のイベントに間に合わせたいところですが、時間が取れるかどうか・・

カワハギ竿とウタセ真鯛竿

前回途中だったカワハギ竿とウタセ真鯛竿ですが、胴塗りに入りました。

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上がカワハギ竿、下がウタセ真鯛竿です。2本同時に塗っていたので、ウタセ真鯛の手元を塗っているころには漆が固くなってしまい、ちょっと刷毛目が目立ってしまいました。
次の胴塗りは、薄く塗ることにします。

穂先は黒っぽく見えますが、パールブルーで塗ってあります。このパールブルーが全然乾いてくれなくて、時間がかかりました。
パールブルーなので、青で下地を作っておくといい感じに見えるかと思ったのですが、黒の下地のときと全然変わらないですね。
次回からは下地を塗るのはやめることにします。

変わり塗りのところは養生してしまっているので、ちょっと見えませんが、生上味を塗ればいい感じに輝いてくれそうです。

4/3のアングラーズマーケットに間に合えば・・・と思っていたのですが、しばらく出張が続くのでちょっと間に合わなさそうです。

全竹キス竿 と カワハギ竿?

明日釣りに行こうと思っていたのですが、風が強く船が出ませんでした。残念です。

さて、全竹のキス竿ですが、緑はいい感じで乾きました。ただ、残念なことに写真を撮るのを忘れてしまいました。
それを少し研いで、金箔を貼り、乾いたのち梨地を塗りました。

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あまりものの竹で作っているので、金箔といっても本物ではなく、金箔の代用に用いられる、安価な洋金箔を使っています。

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これでうまく色が出るようであれば、安価な竿はこれでいいかもしれません。
この梨地が乾けば研ぎだしていきますが、ちょっときれいに出るか気になります。

また、中通しのハゼ竿を作ろうとして失敗した竿をリフォームして、3本継ぎのカワハギ竿?にしました。

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手元は淡竹のあまりものを使いました。カワハギ竿にするには、手元がちょっと短いかもしれません。
ただ、胴の布袋竹はねじれもなく、見た目にも悪くありません。
3本継ぎと持ち運びもしやすい長さにしたので、出張時に持っていけるかも。

全竹キス竿

昨日は、和竿教室の新年会でした。写真を撮り忘れてしまったのが残念ですが、非常に楽しい時を過ごせました。

さて、全竹のキス竿ですが、赤が乾きました。

もうちょっときれいな赤が出てくれると本当はうれしいのですが、まぁ、こんなもんでしょう。

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ここに緑を重ねます。

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緑は、少し黄色を入れて明るくしました。ただ、この色のままで固まってはくれないので、ひょっとするとまた真っ黒になってしまうかも。

ジャパンフィッシングショー

1/29にジャパンフィッシングショーに行ってきました。

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朝一でいったので、業者の人が多かったです。

品川和竿のブースに私の竿も展示してもらいました。

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ど真ん中の竿が私の竿です。ショアからのルアー用の竿を展示させてもらいました。
隣に、Sさんが作った石鯛竿がありますが、さすが迫力がありますね。

ほかのブースもゆっくり見て回りたかったのですが、ジャンジャン電話がかかってきてそれどころではなくなってしまいました。結局パンフレットをもらって帰ることになりました。

箸づくり

箸の一回目の塗りが乾いたので、二回目を塗りました。
二回目は、色を変えて塗っています。

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前回の塗りと比べると、かなり白が入っているのがわかると思います。

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ところが、夜帰ってきてみたら、真っ黒になってしまっていました。

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透漆が多すぎたんでしょうか。ちょっとショックです。

全竹 キス竿

余っていた竹で、キス竿を作り始めました。写真では、3本分しか写っていませんが、4本継ぎの全竹です。

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穂先だけいい感じの竹があったので、その竹と胴に合う竹を探して組み合わせ、手元は去年取ってきた淡竹の根付です。
淡竹の根付を使っていますが、節間も広いですし、それほどいい竹ではないですが、全体的にあまりいい竹で作っているわけではないので、お値打ちにできそうです。

最近は寒い日が続いているので、こちらも色を使った山立てにしようかと思っています。冬はどうしても青を使いがちなので、今回は緑の山立てに金箔でも張ろうかと思っています。

というわけで、まずは山立てです。

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室に入れたので、黒くなってしまいました。ここから先は黒くならないように注意しながら塗っていきます。

まず、赤を塗りました。

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下に写っているのは、同時に塗っている、カワハギ竿とウタセ真鯛竿です。
室も満タンなので、乾くまで、もうこれ以上塗りはできません。しばらくは別の作業に入ります。

カワハギ竿とウタセ真鯛竿

久しぶりの更新になります。

カワハギ竿と、ウタセ真鯛の竿を作り始めていました。せっかくのいい時期なので、大きめの青貝を散らして、青で塗っています。

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カワハギ竿は先調子、ウタセ真鯛はそれより少し胴に調子を寄せています。ウタセ真鯛のほうは、今使っている竿がかなりいい調子なので、それに近い調子で、もう少しだけ柔らかくしてみました。
青貝は大きめを使ったので、かなりきれいに見えます。青と青貝の組み合わせもいいもんですね。

白の部分がまだ色が抜けていないので、抜けてくるともっときれいになると思っています。黄色っぽいところは金粉なのですが、ないほうがよかったかもしれません。

まだデコボコしているので、さらに青を塗って研ぎだしていきます。
ついでと言ってはなんですが、穂先も黒じゃ寂しいので、青で塗ってみました。穂先はこのまま青で行くか、青のパールにするか悩んでいます。

下の写真は青を塗って1日経ったところです。このまま乾いてくれるという色になりそうです。

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