キス竿がだんだん仕上がってきました。
まずは、全竹のキス竿です。変わり塗りは緑がベースで、金箔、赤と塗り重ねたので、覆輪も赤で太く描いたのですが、なんだかうまくあっていない感じでした。そこに、白で細い覆輪を書きました。
白の覆輪が入るだけで、かなり締まった感じがします。
この日に、東海地方は梅雨入りしました。今はまだ白が綺麗に出ていますが、乾くと茶色に変わってしまうことでしょう。
変わり塗りも、始めはもっと黒かったのですが、かなり透けてきて、緑が映えるようになってきました。
合わせて、友人用に作成していた、箸も覆輪を書きました。
こちらはすでに茶色くなり始めています。もうちょっとゆっくり乾くよう調整した方がよかったですね。
キス竿は、ガイドの取り付けをしました。
持ち運びしやすいように3本継ぎです。こちらはまだ色が抜けていませんが、黒の山立てに金箔を貼って研ぎ出しています。渋い感じで気に入っています。
このあと、お守りをぶら下げてみましたが、かなり先調子です。・・・とここまで書いて、もともと先調子のカワハギ竿に仕上げ用としていたんじゃないかという気がしてきました。