和竿」カテゴリーアーカイブ

クリマ出店

12月12日、13日とクリマに出店してきました。
今回で3回目の出店となり、準備もかなり慣れてきました。

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お隣は、匠の耳かきさんで、同じ竹工が並ぶ形になりよかったです。

前回のくらふとフェア蒲郡にいらっしゃった方が、わざわざお越しくださり、竿を購入していただきました。
それもお二組も。わざわざ来ていただけるとは、本当にうれしかったです。

在庫も減ってきてしまったので、また新作となるものを作成しておきたいと思います。

お買い上げいただきました皆様、本当にありがとうございました。

竹の筆箱

ちょっと変わったものを作成してみました。

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竹で作った筆箱です。先日、師匠のところから石鯛用の太めの竹を少し分けてもらって、作成しました。

私は、UNIStyle Fitを使っているのですが、これの3色ホルダーが一つと、単色ホルダーが2本の、合計3本入ります。単色ホルダーだけだと4本入ります。竹を丸いまま使っているので、そんなに数は入りませんが、今までは2本しかもっていなかったので、私の使い方としてはこれで十分です。

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カバンの中に入れっぱなしなので、既に傷がついてしまいましたが、竿と同じ本漆で仕上げています。

竹の筆箱というのはなかなかないですし、しかも丸いままふつうは使わないので、あまり一般受けするものではないかもしれませんが、竿と違って常に携帯もできるので、紹介の際にうまく宣伝できたら・・・と思っています。

クラフトフェア蒲郡出店

10月31日〜11月1日に開催された、クラフトフェア蒲郡に出店しました。

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初日は風が強くて大変でした。この時期だともう気温も低いので、3方をシートで覆えたのは助かりました。

隣は海なので、船で来たという方もいらっしゃって、びっくりしました。

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客層として年配の方が多いせいか、他のイベントとは違って、小継の竿に人気が集中したり、竹そのものの話になったりして、非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。

また、来年も出店したいと思います。

また、お買い上げいただいきました皆様、ありがとうございました。

カワハギ竿

カワハギ竿ですが、青貝を撒きました。

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生上味を塗って、そのあとに大きめのものをまき、そのあと、隙間に細かいのをまいています。
ここまで目いっぱい撒く必要はないかもしれませんが、とにかく青貝の光を前面に出したくて振りまくりました。

これだけ撒いても、最終的には研ぎだしてしまうので、もったいないと思ってしまいますが、思い切ってやらないと満足のいくものはできないですしね。

実はこの写真はすでに撒いてから1週間ほど乾燥させた状態で、このあと、色漆の「あさぎ」を塗りました。

寒くなってきたので、そろそろ青がちゃんと出るんじゃないかと期待しています。

タチウオ釣りとげんきの郷のイベント

昨日は、久しぶりにタチウオ釣りに行ってきました。

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使った竿は、お気に入りのフェルールの竿です。こういう80号くらいの釣りに使えるように作った竿なので、ちょうどいいです。

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かなり釣れたので、釣果的には満足ですが、もうちょっと型が良いと言うこと無しでした。
タチウオは、塩焼きが最高ですね。

また、本日は、大府のげんきの郷で展示・販売会を行いました。

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天気もよく、外に展示をさせてもらいました。いらっしゃった皆様、ありがとうございました。

筏竿 カワハギ竿

筏竿ですが、手元に藤をまきました。

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実際には、麻糸と藤を交互に巻いています。瀬〆を塗って室に入れたところです。

ここまで来ましたが、このままだと、完成まであと数週間はかかりそうなので、18日のイベントには間に合わなさそうです。

カワハギ竿は、穂先の調子を出して、穂先の取り付けから、さび付けまで終わりました。

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ただ、一か所だけ錆がほんのちょっとだけ薄かったので、もう一度塗ろうと思います。

この竿、偶然ですが、穂先と穂持のすげ込とがぴったり合って、中を全く削らずに済みました。
さらに、手元のすげ込もぴったり合ってしまい、ここまで非常にスムーズに来ました。

筏竿 カワハギ竿

先日の筏竿の穂先のすげ込みを合わせるために作成した筏竿です。先日の穂先が依頼された竿に合わなかったので、こちらに合わせることにしました。

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今回は、胴がちょっと硬めです。穂先が非常に柔らかいので、調子が合わない可能性がありますが、一気に魚を上げることを考えると、竹だとこのくらいの強度は必要かな…とおもっています。

ここから、すべり止めに藤をまいていこうと思います。

また、カワハギ竿を作り始めました。とりあえず、まだ切組んだだけです。

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2本継ぎの、1.8mです。超先調子で高感度に仕上げようと思っています。
こちらは、まずは穂先の調子だしから始めます。

これからの時期は、きれいな色が出る塗りができる時期に入るので、どんな塗にするか考えるのも楽しみの一つです。

筏竿穂先

前回のイベントで、筏竿の穂先を作って欲しいと言われたので、作ってみました。

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サンプルをお借りしたので、それに似せて作ろうとしましたが、ちょっと穂持ちに近い方が硬い仕上がりになってしまいました。先端を明るくしたかったので蛍光系の色で、さらに白、黒のカシューで塗りましたが、初めての作業なので、順序ややり方など手探りになりました。カシューを使うとどうしても厚塗りになってしまうのでそこが気に入らないですね。

テーパーの違う穂先を研ぎだしているので、微妙に調子も変わってくるはずです。

もう何回か作ると、もっとうまく作れそうです。

和竿ではないですが、家で使っていた木のスプーンがボロボロになってきたので、塗装を剥がして漆を塗り直しました。

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日本産の生上味を何度も塗り重ねているので、値段にしたらめちゃめちゃ高級なスプーンです。
これからも大事に使っていこうと思います。

竹取り

ちょっと早いかもしれませんが、親戚の山に淡竹を取りに行きました。

相変わらず、細いものはほとんどなく、探すのに苦労するかと思ったのですが、だいたいどの辺が細いかを教えてもらえたので、すんなりと2本だけ見つけました。
本当はそのあとも、もっと取りたかったのですが、蚊の猛攻に会い、途中で挫折しました。

帰ってきて、洗って、根っこを処理した後、軽く矯めて真っすぐにしました。

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下の竹は根元のほうの節間も狭く、いい感じです。根っこの形がちょっとだけ気に入らないですが、使うときにうまく削れば大丈夫でしょう。

このまま割れずに乾燥してくれるといいのですが…