投稿者「夢久」のアーカイブ

クリエイターズマーケット

2016/12/03、04にクリエイターズマーケットに出店してきました。

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当ブースにお越しくださった皆様、ありがとうございました。

前回の蒲郡でのイベントで、竿がかなり減ってしまっていましたので、売れ行きはあまりよくありませんでした。

次回はどこに出店するかまだ未定ですが、もうすぐフライロッドも完成しますし、次回までにはもう少しそろえておこうと思います。

くらふとフェア蒲郡

くらふとフェア蒲郡に出店しました。

去年も風が強かったので、今年は風対策として、ポリタンク2個と、大量のロープをもって行きました。
やはり初日は風が強くて苦労しました。

飛ばないように押さえつけますが、屋根を取り付けると風にあおられてしまいます。
ペグとロープでしっかり固定してあるので、飛ばされる気はしないのですが、フレームが折れそう・・・

実際隣のブースの方のタープはフレームが壊れてしまったようです。

そこで屋根もつけられないし、竿も出せないし・・・で、初日はタープのフレームだけと、非常にさみしいブースでスタートです。

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実際、どのブースも苦労されているようでした。

翌日は風も収まり、お客さんもたくさん来てくれ、今までの最高本数の売り上げとなりました。

お買い上げいただいた皆様、ありがとうございました。

以前箔をはっていた、カワハギ竿とウタセ真鯛竿の変わり塗りの仕上げに入っています。

緑を色を変えながら山立てして、そのあと一部に赤を入れて、その後箔をはって研ぎ出しています。

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箔を張ったので、梨地漆で塗り重ねて研ぎ出しています。2回ほど塗って研ぎ出しているのですが、もうちょっとという感じです。
もう一回くらい梨地を塗って研ぎ出せば、胴塗りに入れそうです。

何とか、蒲郡のイベントに間に合わせたいところですが、あと1か月半しかないので、ちょっと間に合わないかもしれません。

作成中の和竿たち

なかなか時間が取れないため、漆塗りが終わらずに、作成中の竿がどんどんたまっています。
平日とかに塗りができればいいのですが、忙しくてそれどころではないので、週末にまとめて作業という日が続いています。

まずは、ずっと前に箔をはったカワハギ竿と、ウタセ真鯛竿。正直箔の下が乾いたかどうか怪しい気もしますが、触って大丈夫そうだったので、梨地漆を塗りました。ちょっと厚塗りになってしまったので、研ぎで修正が必要になりそうです。

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緑を色を変えてさらに赤を散らしてそのうえから箔を張っているので、きれいに研ぎ出せればいい感じになってくれることでしょう。

次に、新しく作り始めたキス竿とカワハギ竿。こちらは糸決めまで終わりました。あまりいい竹で作っているわけではないので、こちらはあまり凝った塗りにせずに、サクッと作ってお値打ちに放出したいと思っています。一般的なキス竿とカワハギ竿の感じで調子を出しています。

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さらに筏竿。まだ1回研ぎ出しをしたところなので、多少凹凸が残っています。こちらは梨地塗にしようと思っています。どうせなら、上のキス竿とカワハギ竿も梨地塗にしようかな・・・

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最後に私個人用の、機内持ち込みできるキス竿は、胴塗りに入りました。今回の胴塗りは木地呂で塗っています。まずは1回目の胴塗りが終わったところです。いい感じに塗れたのですが、塗ってから焼き印を押していないことに気づきました。大失敗です。

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名古屋三越栄店でのイベント

8/13, 8/14と名古屋三越栄店の5F 紳士服売り場横の特設会場で、私の竿や、師匠の竿、師匠のところの生徒さんである、まきさんの石鯛竿をエスカレーター横で展示・販売しました。

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お盆の時期だったせいもあり、フロア自体に人があまり多くいらっしゃらなかったのですが、それでもいろんな人に見ていただき、また、お褒めの言葉もいただき、楽しい時間を過ごすことができました。

名古屋では、和竿の文化がほとんどないですが、こういう機会を増やして、こんな世界もあるんだということを、いろいろな人に知ってもらえればと思っています。

カワハギ竿・ウタセ真鯛竿完成品

ちょっと前のことですが、カワハギ竿とウタセ真鯛竿が完成しました。ウタセ真鯛竿は、50~80号くらいを載せられるように調子を出していますので、ウタセ真鯛だけではなく、伊勢湾での釣りであれば、大体これで事足りるようにしています。

どちらも青に青貝を散らして研ぎ出しています。

まずは、カワハギ竿です。188㎝の2本継、グラス穂先です。

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次に、ウタセ真鯛竿です。225㎝の2本継、グラス穂先です。

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青貝は大きめのものを散らしているので、とても見栄えがします。ガイドもクリスタルの青にしており、まさしく青の竿にしています。

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どちらも手元は、布袋竹にしています。

イベント情報:名古屋三越 栄店

8月13日~14日に名古屋三越の栄店の5F紳士服で、展示・販売を行います。

イベントチラシ

以前Instagramにも矯めた竹を載せましたが、それを使って、ちょっと短めの布袋竹を使ってのべ竿を作ります。この長さであれば、何とか持ち帰れる長さでしょう。
用水路でのタナゴ~小鮒や、手長エビ釣りに使える長さです。

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さすがに当日限りのイベントなので、継ぎやガイドづけはできないですし、漆塗りもできないですが、リリアンをつけて竿の形にします。
大人の方であれば節を落とすところからできるといいと思っています。

また、仕掛け巻きの自作ワークショップも行います。チラシにあるような、仕掛けまきを作ります。

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これ以外にも、私の竿を含めて、師匠の竿など「望保一門」の竿も展示・販売しますので、みなさんぜひいらしてください。

タナゴ竿

タナゴ竿ですが、下塗りが終わったので、変り塗りに入りました。
どんな塗りにしようか悩んでいましたが、結局金箔を散らしました。

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これが乾いたら、胴塗りに入ります。

また、昨日師匠のところに行き、鰯鯨の穂先と、布袋竹の手元を仕入れてきました。

鰯鯨は45cmの長物です。カワハギ竿でも作ろうと思います。

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手元は、淡竹も含めてもう少しもらって来たかったのですが、電車で持ち運ぶには3本が限界でした。次回行ったときにでも改めて仕入れようと思います。

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キス竿の完成

ようやくキス竿が完成しました。(写真ではまだ手元の接着前です)

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全長1.8m 3本継です。
黒の山立てに金箔をはって梨地漆で仕上げています。時間がたつにつれて梨地漆の色がだんだん薄くなってきて、きれいになることでしょう。
シックな感じにしたかったので、覆輪は銀色です。

この竿は塗をちょっと失敗していることもあり、非売品となる予定です。和竿を使ってみたいという人に貸し出してみるのもいいかもしれません。

実は、これなら飛行機内に持ち込みできると思って作ったのですが、ほんのちょっとだけ長くて持ち込みできませんでした・・・
そのため、もうちょっと短い竿も作成しようと思っています。

また、ちょっと前の釣りで壊してしまったガイドの取り付けも完了しました。

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上が修復したもの、下が元の状態です。この時期に色粉を入れているので、同じ色が出せるか不安でしたが、ほとんど同じ色で戻せました。まだ、ほんのちょっとだけ濃いですが、時間がたてば同じ色になることでしょう。

タナゴ竿

久しぶりにタナゴ竿を作り始めました。

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仕舞寸法が24cmの9本継の予定です。ただ、この時点ではいい手元が見つからなかったのと、穂先がない状態です。

手元は淡竹にしたかったのですが、結局いいのが見つからないので、矢竹で作りました。
穂先は削り穂ですが、布袋竹の先っぽとか、いい感じのグラスの余りがあるので、3種類使えるようにするのもありかな・・と思っています。

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3本仕舞いです。

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軽くつなげた感じだと、しなりは悪くないです。

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塗りをどうしようか悩んでいます。黒ですっきり仕上げたいのですが、ワンポイントみたいなものは入れたいですね。
金箔でも散らしてみようかな。