カワハギ竿の修理

あけましておめでとうございます。

今年は新年早々に、フナ竿を購入いただきました。ありがとうございました。

また、以前カワハギ竿を購入した方から修理の依頼もありました。

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運悪く、根がかりしたところで船が動いたようで、穂持ちと印籠の接着部分がぱっくり割れてしまっています。
このヒビは、節のぎりぎりのところで止まっています。

印籠が奇麗に取れているのが助かります。この程度でしたら糸を巻きなおせば何とかなりそうです。

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とりあえず、巻いてある絹糸を外しました。

外したところでわかったのですが、ヒビは二カ所入っていました。

ヒビは一旦エポキシできれいに張り合わせて、錆び付け、錆び落しをした後、再度糸巻きをしました。
糸はちょっと太めの9号を使って巻き直しています。

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もともと、この糸が巻いてある部分は竹の強度は無いに等しいので、この程度のヒビであれば強度には影響しないと思っていますが、念のために太い糸を使いました。これで、この部分の強度は以前より強くなるはずです。

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